2007年11月20日
思い出のリール
オールドタックルと言うことで、以前ミノルタFR-101を紹介しましたが、
今日は僕の思い出のリール「DAIWA ファントム SM-10」を紹介します。
僕がルアー釣りを始めてから、いちばん最初に購入したベイトリールです
このリールは、1970年~80年代(第一次ルアーブーム)にかけて一世風靡したベイトリールで、シマノ「バンタム」と人気を二分していましたが、僕は小学生ながら、このブラックボディとウッドハンドルに魅せられて購入したと記憶しています。
人生で初めてブラックバスをキャッチしたのもこのリールで、、ラインはストレーン(蛍光色)、ロッドはジェットキャスト、ルアーはストーム社のファッツオーだったことははっきり覚えています。
「バンタム」の様に精密さは無かったように思います。ハンドルも、かなりガタツキがあります。
現在、友人から譲って頂いたものや、中古ショップで購入したものなど、SM-10 1台、SM-15 3台所有していますが、ぜひDAIWAさんに復刻版などをリリースして頂きたいものです
2007年11月15日
オールドリール
今日は、僕の所有している「ミノルタ FR-101」と言う珍品?リールを紹介します
僕がこのリールに出会ったのは、5年程前になります。
近くの中古ショップでショーウインドウの中に「ミノルタ」と書かれた怪しげな箱を発見!
ショップの店員さんに聞いてみると、あのカメラで有名な「ミノルタ」(現在はコニカミノルタ)
製のリールだよ、と言うことで、半信半疑で購入し、家に帰って早速中身を確認すると。や
はり間違いなくミノルタ製のリールでした。
箱には「製造元 株式会社 菱備製作所」 と書かれており、調べてみると、「菱備製作所」
(りょうびせいさくしょ)は現在の「RYOBI」の事で、このリールは、「ミノルタが」昭和40年代前半
に極短期間だけ菱備製作所に製造を依頼したリールだと言う事もわかりました。
説明書 表紙 表紙の裏
表紙の裏には、やはり「ミノルタリールはカメラをつくる精密工作機械により・・・」などと書か
れています。説明書の中には、スピニングリール6機種、クローズド・フェイス・タイプ3機種の
絵が描かれています。
組立分解図 表 裏
組立分解図の表には、左巻き・右巻きの絵が描かれており、左右2タイプ用意されていた
みたいです。
スペックは、ギャー比1:3.64 重量360g 糸巻き量3号290m・4号225m・5号180m
スプール外経51mm 釣力7kg リール部品は50から出来ています。
リール袋 オイル 保証書
オイルは当時のまま残っています。保証書には、製造、検品、出荷、担当者の押印があります。
箱 側面
さすがに40年程経っているせいか塗装が少し剥げていますが、妖しくシルバーに輝いています。
側面には、右とハンコが押してあります。やはり、左右2タイプ存在していたはず。
ボディー
ダイキャストのセンスある?スタイル。カラーは深緑で保存状態も良く、塗装、めっきの部分も艶が
あり40年程経っているとは思わせないくらい、の保存状態。
ハンドルも滑らかで、ブレが全く無いところは、さすがです。
本体と付属品一式
このリールには輸出仕様やクローズド・フェイス・タイプ など、何機種も存在するらしく。
謎のところが多いこのリールですが、ご存知の方がいれば、ご連絡ください。